「今言っておかないと」 赤川次郎氏が国家統制社会に警鐘
新聞社の社長が首相と頻繁に会食、欧米ではあり得ない
赤川次郎氏は言わずと知れたベストセラー作家だ。ユーモアあふれる軽妙なミステリー小説の旗手。そのイメージを覆すような意欲作「東京零年」が、本年度の吉川英治文学賞を受賞した。国民の自由は巧妙に奪われ、権力が暴走する管理社会――戦前のような警察国家に翻弄される人々を描いた社会派サスペ…
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