蓮舫氏が激しい雨の中で演説 熱気の聴衆はまるで香港「雨傘運動」のよう
さながら2014年に香港で広がった民主化運動のデモ「雨傘運動」を彷彿とさせるような熱気だった。
7月7日投開票の東京都知事選に立候補している蓮舫氏(56)が28日夕方、品川区の商業施設「阪急大井町ガーデン前」で街頭演説に立った。激しい雨が降る中、街宣車周辺には午後6時の演説開始前から傘を差した多くの聴衆が集まり始め、上空から見た沿道は白や黄色の傘で埋め尽くされるほど。
学生やサラリーマンの帰宅時間と重なったこともあり、多くの人が足をとめ、スマホを向けて撮影する姿があちこちでみられた。
20分ほどの演説では、時折、拍手や歓声ととともに「そうだ!」などと掛け声が飛び、最後は「蓮舫!」「蓮舫!」のコールで締めくくられた。
選挙戦はいよいよ終盤。陣営も手ごたえを感じたようだった。