著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

なにが正解かは、未だによくわからない。

公開日: 更新日:

『尊厳って、健康とイコールだよなあ。健康は大事だよね。』(さっちも♪)

  ◇  ◇  ◇

 この言葉は10月5日、Xアカウント名、さっちもさんという方からいただいたものだ。

 その前に、あたしがXで、大変な夜を過ごした話をしたから。

 なんか急に胃腸が動かなくなって、破裂しそうにパンパンになって、痛くて、吐いて、病院でもらった馬用のようなデカい浣腸を差す羽目になった。明け方まで、ケツを出し床に寝転がって、唸りながら浣腸を差していた。で、そのことを思い出し、少し人間を辞めた夜だった、とXに書いたの。

 そしたら、さっちもさんが、冒頭のような返しをくれた。あたしゃ、思わず膝を打ったね。実際、そうなのかもしれないと。

 みなさんは覚えているだろうか。2013年に、当時の麻生太郎副総理が、政府の社会保障制度改革国民会議で、高齢者治療の問題に対し、

「死にたいと思っても、生かされたんじゃかなわない。しかも、政府の金で。さっさと死ねるようにしてもらわないと」

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    だから高市早苗は嫌われる…石破自民に「減税しないのはアホ」と皮肉批判で“後ろから撃つ女”の本領発揮

  2. 2

    石丸伸二新党「再生の道」に怖さなし 都議選告示まで1カ月…都知事選のような追い風は吹かず

  3. 3

    裏金自民が「11議席増」の仰天予想!東京都議選告示まで1カ月、飛び交う“怪情報”の思惑

  4. 4

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋

  5. 5

    候補者調整が終わり、参院選大勝が見えた国民民主党だが…玉木代表が抱えた“爆弾”の正体

  1. 6

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  2. 7

    自民にまた「政治とカネ」問題!太田房江氏に選挙買収疑惑、参院選公認めぐり大阪でグチャグチャ泥仕合

  3. 8

    基礎年金と関税交渉は棚上げ、消費税減税せず…石破政権の「参院選対策」はことごとく裏目に

  4. 9

    どうなる公明党 参院選公約に掲げた「減税」こぶしの下ろし方…自民党は「公約に盛らない」と朝日報道

  5. 10

    自民党2人目候補は“森元首相のお気に入り”鈴木大地氏に…参院東京選挙区は旧安倍派が巻き返し

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 2

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    乃木坂46では癒やし系…五百城茉央の魅力は、切れ味と温かさ共存していること

  3. 8

    初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

  4. 9

    新潟県十日町市の“限界集落”に移住したドイツ人建築デザイナーが起こした奇跡

  5. 10

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋