トルコ移籍へ秒読み? ドルト香川は代表も“戦力外”の窮地

公開日: 更新日:

 日本代表MF香川真司(29)が「都落ち」の危機に瀕している。所属する独ブンデスリーガ1部ドルトムントを追い出され、トルコ移籍が時間の問題というのである。

 今週末に開幕するブンデスリーガ。ドルトムントは25日、地元にライプチヒを迎え撃つ(日本時間26日午前1時開始)。

 香川は、今季公式戦の初戦となった20日のドイツ杯の遠征メンバーから外れ、ライプチヒ戦もメンバー外ともっぱら。そんな香川にトルコ1部のベシクタシュが、年俸5億円の好条件でオファーを出している――とトルコの地元メディアが大騒ぎなのだ。

 ドイツ国内でも「香川は新監督ファブルの構想外。新天地を目指すしかない」と報じられている。トルコと言えばイタリアの名門インテル所属の日本代表DF長友佑都が今年1月、出場機会を求めて1部ガラタサライに期限付き移籍。ガラタサライの3年ぶり21回目のリーグ優勝に貢献した。

「トルコリーグのビッグ3クラブは、いずれも最大都市イスタンブールが本拠のガラタサライ、リーグ優勝19回のフェネルバフチェ、香川に移籍オファーを出している優勝15回のベシクタシュです。トップ3の覇権争いは凄まじく、ベシクタシュは<同じ日本人選手を引き入れて来季は優勝してみせる>というライバル心を燃やし、それが年俸など好条件にもなっている」(サッカー関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド