堀川未来夢が完全V ツアー選手権20回で初優勝9人の不思議

公開日: 更新日:

■スライスに悩むアマチュアの参考に

 コックを使わないスイングもユニークだ。

 小暮博則プロが、「堀川プロのプレーはパワフルに見えますが、スライスに悩むアマチュアの参考になるポイントが多い」と解説する。

 両手を長く使うワイドバックスイングであり、始動から右腰の高さまでノーコック。そこからトップにかけてシャットフェースで左手甲が空を向くような形でコックが完成。そのコックをキープしたままクラブがインサイドから下りて、極端なフェースローテーションが不要になり、方向性が安定したドローボールになる。

「通常、アドレス時にグリップエンドは肩の下が望ましいといわれていますが、堀川プロのようにこぶし2個分グリップを前に出して欲しい。両手が突っ張った感じになりますが、必然的にハンドアップの構えになります。シャットにクラブを上げて、インパクトでは体の開きを抑えて振り抜くことでボールのつかまりが大きく変わります。体幹が強くないと飛距離は落ちますがスライスに悩むアマチュアにとって、構えたところに手が下りてくる堀川プロのワンプレーンスイングを真似るだけでボールのつかまりは大幅に改善されます」(小暮プロ)

 若手プロの初勝利はツアーに活気を呼び込み、アマチュアに役立つ情報も盛りだくさんだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方