楽天平石監督の退任騒動とヤクルト小川監督辞任の“点と線”

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「今季のヤクルトの監督人事次第では、石井GMと現役時代から公私に親しい古巣の高津臣吾二軍監督(50)を一軍監督に招聘するとの臆測がヤクルト内で広がった。しかし、高津二軍監督は今季限りで退任する小川淳司監督の後任に内定。すでに来季の組閣も進められており、少なくとも楽天での高津監督誕生は消滅した」

■手腕を評価の三木二軍監督、三木谷氏と親交ある古田氏

 そんな中、スポーツ各紙は楽天の新監督候補に複数の名前を挙げている。その一人が三木二軍監督(42)。石井GMが昨年9月にGMに就任した際、新たな二軍監督候補として、真っ先に頭に浮かんだ人物といわれている。

「ここ2年、優勝争いを繰り広げるソフトバンク西武に対抗するには、二軍の整備、生え抜き選手の育成が重要であり、さらに近い将来、三軍制を導入する上で、後藤二軍打撃コーチをはじめ、若い指導者の育成も大事。その点、三木二軍監督は日本ハム、ヤクルトでコーチを歴任。ヤクルトでは、一軍ヘッド格として2015年のリーグ優勝も経験している。日本ハムの西川、中島、ヤクルトの山田哲と3人も盗塁王に導くなど指導力にたけ、さらにコーチ陣とのコミュニケーション能力も優れている。今季の二軍は首位を快走、球団史上初のイースタン制覇に邁進しており、石井GMはその手腕を高く評価しています」(前出の楽天OB)

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