大迫傑“五輪バブル”東京マラソン4位もまた1億円でボロ儲け
「大迫が日本のマラソン勢でナンバーワンであることを改めて示したものの、国際大会で優勝経験がないのは本人も不安だろう。5カ月後の五輪はぶっつけの本番になると思うが、一度も頂点に立っていないので自信をもって臨めない。さらに、昨年のMGCを見ると暑さに強いとも言えない。舞台となる札幌も8月は暑いし、涼しくなればスピードのあるアフリカ勢のペースは上がる。最近の2年ぐらいで2時間4分を切っている選手は10人以上いる。厳しい条件の中でも上位を狙えるとすれば大迫だろうが、五輪の入賞すらかなり厳しいとみている」
■勝負に負けても
今回のレースも、2時間4分15秒の記録で連覇したビルハヌ・レゲセ(25=エチオピア)から3位のシサイ・レマ(29=エチオピア)までは2時間4分台。涙目でガッツポーズしながらフィニッシュした大迫とは違い、トップのレゲセなどは淡々とゴールした。
ちなみにレゲセは、あと18秒速く走っていれば、大会記録(2時間3分58秒)を更新。優勝賞金1100万円の他に300万円の副賞もゲットできたとあって、2時間4分台のタイムには不満顔も見せていた。