J札幌選手の年俸自主返納は美談にあらず 事務局を直撃

公開日: 更新日:

■選手会事務局長を直撃

 ならば、札幌選手の自主返納を日本プロサッカー選手会は事前に知らなかったのか。同会の高野純一事務局長に聞いた。

 ――札幌の選手が年俸を一部自主返納するということは事前に聞いていたのですか。

「こういう時期ですから、各クラブの選手とは密に連絡を取り合っています。札幌の選手からは『クラブに何かしらの貢献はしたい』ということは聞いていました」

 ――他のクラブの選手からは、野々村社長の発表はプレッシャーになるという声もあります。

「受け取り方はいろいろですし、そういう考えもあるでしょう」

 ――給料を自主返納するという重大なことでも選手会は関与しないのですか。各クラブに任せているのですか。

「56もクラブがあり、規模や環境、経営状況も違います。新型コロナウイルスに対する意識や実感も都会のクラブと地方のクラブとではかなり違います。選手がどうやってクラブに貢献するのか、それぞれのやり方があるでしょう。それが選手会の基本的な考え方です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり