韓国女子プロ選手権の報道陣対応 日本開幕の参考になるか

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 世界中が注目する韓国女子プロゴルフ選手権大会(ヤンジュ・レークウッドCC=6540ヤード・パー72)。取材記者の登録数は約120人。AP、AFP、ロイター通信やフジテレビの名前もある。

 ゴルフ媒体が多いのは当然としても、テレビ、新聞、雑誌の他、インターネット媒体もかなりの数だ。今回は1媒体に1人の記者しか取材証が配布されていない。

 防疫態勢は日本も学ぶべき点が多い。ゴルフ場の入り口横に設置されたプレスルームは、入室する際に、検温と手の消毒を行い、万が一の場合に備えて連絡先の電話番号を記入すると、「コロナ19体温測定完了」と印刷されたステッカーを体に貼られる。

消毒作業は1日3回

 プレスルームの席割りも、いつもだと3人、4人がけのテーブルだが、今回は一人一人のデスクが1メートル以上の間隔で置かれている。自由席ではなく、媒体名が書かれた席に着席しなければならない。

 プレスルームの消毒作業は午前5時、10時、午後5時の1日3回。昼食は普段、クラブハウスの食堂を利用できるのだが、今回はクラブハウスへの入場は不許可。弁当が提供されている。日本のような1種類の「コンビニ弁当」とは異なり、3種類のメニューが用意されている。

 しかも、新鮮さを保つために、1時間前に注文しなければならない。14日の昼食メニューはトンカツセット、オムライスセット、海鮮丼セットの3種類。記者が注文したオムライスセットはスープも温かかった。

(写真・文=国際ジャーナリスト・太刀川正樹)

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