“ガンバの顔”遠藤が電撃移籍…囁かれる宮本監督との深い溝
8月23日の敵地での鹿島戦。遠藤は遠征メンバーから外れたが、事前に宮本監督からの説明はなかったという。
同29日の地元でのFC東京戦もベンチ外。2試合連続ベンチ外は、遠藤にとって〈10年ぶりの屈辱〉だった。
さらにチーム関係者から、3年契約最終年の宮本監督が今オフ、新たに2年契約を結ぶことになっていると聞き及び、「ガンバに残っても試合に出られない」と覚悟を決め、「所属事務所の勧めもあって磐田に移籍することになった」(前出の関係者)という。
宮本監督は現役引退後、FIFAマスター(スポーツに関する組織論、歴史・哲学、法律についての国際修士の大学院コース)を履修。日本人プロ選手としては初めて卒業し、ガンバの下部組織のコーチから地道に指導者人生をスタートさせた叩き上げでもある。
両雄並び立たず。一時代を築いたさしもの遠藤でも、〈相手が悪かった〉ということか――。