CS消滅で三木監督の去就白紙 楽天監督「平均任期2年」の害
CS進出を逃した楽天が揺れている。
石井GMが4日、三木監督の去就について、「複数年契約ということもあり、来年も監督をお願いするか、または他のポストを用意するかは、シーズンが終わっていないので、これから検討していく段階」とコメント。来季続投が“白紙”になっていることを示唆した。
今季の楽天は54勝57敗7分けの4位。チーム打率・258、547得点はリーグトップながら、チーム防御率4・20はリーグ5位と、投手力不足に悩んだ。71勝68敗4分けで3位だった昨季はチームをCSに導いた平石監督を電撃解任。そんな経緯もあって、三木監督の去就問題が浮上しているわけだが、仮に三木監督が交代することになれば、2年連続で監督が就任1年目に退任することになる。
楽天は2005年の球団創設以来、16年間で8人の監督が就任。野村克也、星野仙一両監督は4年間務めたが、田尾安志、ブラウン、大久保博元、平石洋介の4監督は1年でクビに。16年に就任した梨田昌孝監督は就任3年目の18年に途中休養しており、平均在任期間は2年しかない。