阪神・藤浪「制球難」再発で自滅!DeNA相手に7四死球4失点

公開日: 更新日:

 病気の再発だ。

 3年ぶりにローテ入りした藤浪晋太郎(27)。今季はプロ9年目にして初の開幕投手に指名され、この日まで4試合に登板し2勝負けなし、防御率1・90。復活を信じたファンは少なくない。しかし、23日のDeNA戦は4回降板で今季初黒星。打たれたヒットは三回の2本のみも、この回に3連続四球の押し出しなどで、7四死球4失点の自滅だった。

 前回登板のヤクルト戦は自ら決勝2ランを放ち、甲子園では1450日ぶりの白星でファンを沸かせた一方で、山田、塩見にぶつけて6回途中、3四球、2死球とスッキリしなかった。

 160キロ近い球威があっての荒れ球は打者にとっては恐怖。頭に当てられたら選手生命が危うい。藤浪にとってはそれが最大の武器ともいえるが、制球難は投手にとって致命傷にもなる。この難病、簡単には完治しそうにない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」