大谷と有原の意外な一面 元日本ハム“大谷の同期”が明かす

公開日: 更新日:

 エンゼルスの大谷翔平(26)とレンジャーズの有原航平(28)。元日本ハムのチームメートだった2人は、4月20日(日本時間)に直接対決を果たした。

「入団当初は、チームのすべてが翔平のためにあるという感じでした」

 そう振り返るのは、大谷と同じ2012年のドラフトで日本ハムに5位入団した新垣勇人氏(35)である。国士舘高から横浜商大、東芝を経て27歳でプロ入り。18年オフに現役引退するまで有原とも同じ釜の飯を食べた。現在は社会人チームの野球部で投手コーチを務める新垣氏が言う。

「年はボクが9歳上でしたが、翔平はすぐに『カキさん、カキさん』と慕ってくれて、かわいかったですね。若いけど、どんどん話しかけてきてくれた」

■大谷は「結婚するなら年上がいい」と

 入団後、大谷の初めてのキャッチボールの相手を務めたのも新垣氏だったという。

「新人合同自主トレのときでした。最初はなんとも思いませんでしたが、キャッチボールの距離が離れていくうちに球の伸びや体の柔らかさに驚かされた。特に低めの球がぐんと伸びてくる。これがあの大谷の球かと。トレーニングに対する意識は誰よりも高く、寮生のときは夜も気づけばずっとトレーニングをしていた。肩甲骨の柔らかさはそのたまものだと思いました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ