東京五輪の会場外あちこちに「密」が…“裏口観戦”クラスター発生危機に組織委お手上げ

公開日: 更新日:

「炎天下で感染リスクにさらされても生で観戦したいということか」――。東京五輪を“観戦”しようと会場周辺に集まった人だかりを見て、ある大会関係者はため息交じりにこう語った。

 1日行われた自転車BMXフリースタイル決勝の会場となった「有明アーバンスポーツパーク」から数百メートルに位置する有明北橋には、競技を遠くから見ようと数百人の“観客”が集結。その状況が報じられると、SNSでは〈観に行けばよかった〉という声が上がる一方、さすがに〈感染を抑える気が無いんだな〉〈ダメだこりゃ〉と批判も噴出。前出の大会関係者が言う。

「注目を浴びるスケボーの『パーク』が4、5日に有明アーバンで行われるので、また橋が密になりそうです。ただ、BMX会場に比べて橋からの距離が遠いので見えづらい。テレビで観戦して欲しいのですが……」

■最大の難所は札幌開催のマラソン

 東京五輪は原則、“無観客”で行われているが、「遠くからでも生で見たい」と、いくつかの“観戦スポット”に人が殺到しているのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動