伊東純也がたった一人で日本を救う サウジ撃破の立役者は1G1Aどころか守備でも大貢献
「まさに愛称の<イナズマ>のような迫力満点のゴールでしたね。もしW杯最終予選に伊東がいなかったらと思うとゾッとしてしまいます」
こう話すのは、元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏である。
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W杯最終予選のサウジアラビア戦(1日)の後半5分。3試合連続ゴールと絶好調のMF伊東純也(28=ゲンク)がペナルティーエリア・右角付近から右足で強烈ボレーシュートを放った。
「打ってみたらいいところにいってくれた。半分ラッキーだった」と本人は謙遜したが、ボールはゴール左上にズバッと突き刺さる、スーパーショットだった。
前半32分には、右SB酒井宏樹(31=浦和)からの縦パスに好反応。スピードスターぶりを発揮してDFを振り切り、右サイドから絶妙ラストパスを送ってMF南野拓実(27=リバプール)の先制弾をお膳立てした。