伊東純也がたった一人で日本を救う サウジ撃破の立役者は1G1Aどころか守備でも大貢献
ところが伊東は欲がないというか、上昇志向に欠けるというか、ベルギーで活躍して代表としてカタールW杯に出場できれば満足と思っているフシがあり、21年10月に24年まで契約を延長してしまった。
「伊東の移籍金相場は13億円といわれるが、ゲンクは財政的に裕福なクラブで<何が何でも伊東を売り払いたい>という動きはなく、これもベルギー残留の要因となっている」(前出の関係者)
森保ジャパンは3月24日、B組3位のオーストラリアと対戦し、勝ち点3を獲得すれば7大会連続のW杯出場が決まる。
森保監督は、試合後に「まだ我々は何も掴み取っていない」と慎重なコメントを残したがーー。
“伊東がベストコンディションでプレーしてくれたら大丈夫”。これが指揮官のホンネだろう。このまま伊東が日本をW杯に導けば、イヤでも世界からの評価も上がっていく。