南野拓実はリバプール10季ぶりVのリーグ杯決勝で出番なし…再燃するリーズ移籍説は最善か
英プレミアのリバプールが、日本時間2月28日のカラバオ杯の決勝でPK戦の末にチェルシーを破り、10シーズンぶりにリーグ杯の優勝トロフィーを手にした。
リバプールの日本代表MF南野拓実(27)は出番なしに終わったが、試合後に優勝トロフィーを手にして笑顔を見せた。
もっとも「うれしさも半分」といった風情は隠せなかった。リーグ杯準決勝までの5試合中、4得点1アシストと活躍。決勝戦前には英公共放送BBCの番組で「決勝進出に貢献したミナミノ」として扱われ、南野本人もヤル気満々だったからだ。
■英リーグ杯決勝出番なし
「南野は今季英プレミアリーグ出場は6試合しかなく、すべて試合終盤の交代出場です。不本意な<リーグ杯要員>の役回りながら、それでも結果を残してきました。しかし、タイトルのかかった決勝戦にはレギュラー組FWのサラーとマネ、1月30日に獲得したコロンビア代表FWディアスがスタメン出場。攻撃系選手のFWエリオット、FWオリギ、MFジョッタが交代出場したが、南野には出番が回ってこなかった。リーグ杯の準決勝までは重宝されたが、肝心の決勝で起用されなかったことで南野のクラブ内における<攻撃系選手の序列の低さ>が、際立つことになりました」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)