エ軍ライバルが着々と大谷包囲網 ア西地区で補強ラッシュ、サイ・ヤング賞右腕に打点王も

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 大谷翔平(28)のエンゼルスと同じア・リーグ西地区のライバル球団が着々と補強を進めている。

 日本時間3日にはレンジャーズが2018、19年のサイ・ヤング賞右腕ジェーコブ・デグローム(34=前メッツ)と5年総額約248億4800万円で合意。今季は右肩や広背筋を痛めてわずか11試合の登板(5勝4敗、防御率3.08)に終わったもののシーズン終盤に復調し、来季は完全復活が見込まれている。

 今季、5年ぶり2度目の世界一になったアストロズも連覇に向けて抜かりはない。20年のア・リーグMVPで打点王2回(19、20年)のホセ・アブレイユ内野手(35=前ホワイトソックス)と3年約80億6000万円、今オフFAになっていたセットアッパーの右腕ラファエル・モンテロ(32)と3年約46億円で、それぞれ契約した。

 この2人は大谷との相性が良く、アブレイユは投手大谷を通算4打数3安打の打率.750、2四球、1三振とカモにしていた。モンテロは打者大谷に2四球(1申告敬遠含む)ながら、4打数無安打2奪三振と仕事をさせなかった。

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