巨人坂本スタメン復帰も19打数無安打の深刻…「本人のためにも二軍落ち必要」と巨人OB進言
前日の試合後に原監督が言った通り、5日の試合でスタメンを外れた坂本勇人(34)が1日で先発に復帰した。が、この日も3タコ。これで、開幕から19打数無安打と状態は深刻だ。
「第1打席はカウント1-1から、真ん中の148キロに差し込まれての右飛で、第2打席は145㌔の外角真っすぐを引っかけて併殺。第3打席はカウント3-2からスライダーを打って投ゴロでしたが、それまでに真ん中の甘い直球をファールにしていました。スイングにキレがなく、間も取れていない。だから、差し込まれてしまう。状態は深刻だと思う。通算2200安打超の坂本が特別な存在なのは確か。実力至上主義を謳う原監督の中でも別格でしょう。でも、今の坂本の状態ではそんな特別扱いがプレッシャーになってしまうのではないか。狙い球を絞れていない現状を見ると、打たなければと焦りもあるでしょう。悪循環に陥っている。本人のためにも、二軍で再調整という選択は必要だと思います」(評論家の橋本清氏)
前日5日に坂本に代わってスタメン出場したドラフト4位新人の門脇誠(22=創価大)は3打数1安打。オープン戦で12球団4位の打率.286をマークし、世代交代の足がかり……と意気込んだはずだが、たった1日でベンチウォーマーに逆戻りとなった。