巨人「阪神投手陣アレルギー」ベンチも選手も深刻…3勝7敗と大きく負け越している要因
■原監督は野手陣に苦言を呈したが…
点が取れないのなら、取るための策を講じるのが普通だが、阪神戦では3盗塁(企図4=シーズン22盗塁)、5犠打(企図6=シーズン37犠打)とベンチもフリーズしてしまっていることがよくわかる。
今季、巨人が挙げた阪神戦の得点は計25点。そのうち実に13点が本塁打によるものだ。この日の2得点もブリンソンと秋広の2本のソロ本塁打。投手力のいい阪神相手には一発頼みの選手任せの攻撃では限界があるが、「やっぱりタイガースの投手陣を相変わらず打てないということ。もう少し一人一人がしっかりと対応する。そういうものを見せないといけない」とは試合後の原監督。そのセリフは、無策の自身にも跳ね返ってくる。