広陵(広島)の中井哲之監督が明かす「大学への進学実績を上げても1円ももらえません」

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 ──一方で広陵高校の選手は大学に進学することが多いと思いますが、部としての方針ですか?

「そうですね。プロというのは入るのが目的ではなく、プロで活躍できるという自信があって行くところだと思うので。人生だから長い目で見なくてはいけないと思うし、決してプロ野球選手になることが幸せではない。もし、一軍で活躍できたら成功といえるかもしれないけど、一軍と二軍を行ったり来たり、中途半端な年数で終わってしまう選手を見ると、大学野球や社会人野球に行っていた方が良かったんじゃないかなと思っています」

 ──U18日本代表で4番を打ち、プロが注目していた内海優太も明治大学に進学しました。

「将来プロへ行けると思いますが、真鍋と比べてまだ体が強くなかったので。体を大きくしながらアマチュアでいろいろな経験をした方が良いなと思ったので」

 ──明治大学への進学となると、広陵高校の進学実績にも貢献することになると思います。そういったことで野球部への褒賞があったり、選手を進学させることで監督がお金をもらったりすることはありますか?

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