慶応vs横浜だけじゃない…甲子園目指す球児とファンを悩ます高校野球「パイア問題」とは?
《球児の努力が台無しに…》《いやいや、運も実力のうちだ》──。第105回全国高校野球選手権記念神奈川大会の決勝で、慶応が昨夏王者の横浜を6対5で下した試合の審判をめぐり、ネット上で賛否が飛び交う事態が今も続いている。
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問題となっているのは、横浜が2点リードで迎えた9回無死一塁の場面だ。慶応の選手がセカンドゴロを打ち、4-6-3のダブルプレーになると思われたのだが、二塁塁審はセーフと判断。このプレーを機に慶応が逆転する流れとなったのだ。
試合直後から、SNS上ではこのジャッジについて、《あれは誤審だ。横浜が勝っていた試合》《審判はどこを見ていたのか》《ルール上、審判判断は絶対。慶応の勝ちだ》《選手と同様、審判も真剣勝負している。グダグダ言うな》などと意見が相次ぐ展開となった。