阪神に優勝マジック29点灯も気は抜けず…2位広島がCSで放つ「4人の刺客」
ついに「アレ」へのカウントダウンが始まった。
昨16日、首位阪神が2位広島を破り、優勝マジック29が点灯。代打で適時打を放った原口は「選手は目の前の1勝をコツコツ積み重ねていくだけ。あまり気にせず、ファンの皆さんと戦いたい」と、冷静に話した。
日に日に優勝に近づく阪神だが、さる広島OBは「クライマックスシリーズ(CS)では、どうなるかわかりませんよ」と、こう続ける。
「広島がファーストステージを勝ち抜けば甲子園でファイナルステージを戦う。甲子園では2勝6敗1分けと分が悪いものの、鉄壁の先発陣が控えています。阪神戦では点を取られていない上に、阪神の先発陣は広島との相性があまり良くない。打線は引けを取らないですし、勝機はありますよ」
実際、広島には阪神との相性がいい先発投手が多い。床田(1試合、1勝0敗、防1.29)、森下(3試合、0勝2敗、防1.80)、野村(2試合、1勝1敗、防0.90)に加え、この日は5回4失点(自責2)で負け投手となった九里も、3試合で0勝1敗、防御率は2.20だ。