阪神に優勝マジック29点灯も気は抜けず…2位広島がCSで放つ「4人の刺客」

公開日: 更新日:

 ついに「アレ」へのカウントダウンが始まった。

 昨16日、首位阪神が2位広島を破り、優勝マジック29が点灯。代打で適時打を放った原口は「選手は目の前の1勝をコツコツ積み重ねていくだけ。あまり気にせず、ファンの皆さんと戦いたい」と、冷静に話した。

 日に日に優勝に近づく阪神だが、さる広島OBは「クライマックスシリーズ(CS)では、どうなるかわかりませんよ」と、こう続ける。

「広島がファーストステージを勝ち抜けば甲子園でファイナルステージを戦う。甲子園では2勝6敗1分けと分が悪いものの、鉄壁の先発陣が控えています。阪神戦では点を取られていない上に、阪神の先発陣は広島との相性があまり良くない。打線は引けを取らないですし、勝機はありますよ」

 実際、広島には阪神との相性がいい先発投手が多い。床田(1試合、1勝0敗、防1.29)、森下(3試合、0勝2敗、防1.80)、野村(2試合、1勝1敗、防0.90)に加え、この日は5回4失点(自責2)で負け投手となった九里も、3試合で0勝1敗、防御率は2.20だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」