大谷翔平43号満塁弾でもエ軍勝てず…サイ・ヤング賞争いでは花巻東の先輩・雄星がライバル?

公開日: 更新日:

 エンゼルス大谷翔平(29)が日本時間19日、本拠地で行われたレイズ戦に「2番・DH」で先発。第2打席で2戦連発となる43号満塁本塁打を放った。2戦連発は同7月29日の敵地ブルージェイズ戦以来、今季10度目。満塁本塁打は同2022年5月10日以来自身2度目だ。試合はエンゼルスが大谷の満塁弾で序盤に4点リードしたものの、レイズに追い越され、延長タイブレークの末に6ー9で敗れた。

 大谷はこの日5打数2安打4打点で、打率が.308に上昇。打点は89をマークし、リーグトップ(92打点)のK・タッカー(アストロズ)、A・ガルシア(レンジャーズ)に3打点と迫った。

  ◇  ◇  ◇

 その大谷は、投手としての評価も高まっている。

 大リーグ公式サイトは日本時間15日、サイ・ヤング賞の模擬投票の結果を発表。ここまで10勝5敗、防御率3.17の大谷が今季4度目の投票で初めて1位票を得て3位にランクインした。

 上位にはヤンキース・コール(10勝3敗、防御率2.76、166奪三振)、ブルージェイズ・ガウスマン(9勝7敗、同3.24、187奪三振)の両右腕が名を連ねた。いずれもサイ・ヤング賞選考で重視される奪三振数で大谷(165個)を上回っている。ア・リーグのサイ・ヤング賞レースは最後まで熾烈な争いとなりそうだが、ここにきて伏兵が現れた。

 大谷の母校である花巻東高の先輩でガウスマンと同僚の菊池雄星(32)だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」