ドジャース大谷は「負の新婚ジンクス」を吹き飛ばせるか…松井秀喜、イチロー、ダル、マー君も1年目は苦~い思い出
イチローも元TBSアナウンサーの弓子夫人と結婚した、オリックス時代の99年は故障に見舞われた。最終的に103試合出場で打率.343、21本塁打、68打点。6年連続の首位打者を獲得したものの、8月に受けた右手への死球でシーズン終了。94年から続いていた連続試合出場が763でストップした。
楽天時代の12年にタレントのまい夫人と結婚した田中将大はその年、初の開幕投手で6回5失点KO。4月に腰痛を発症して離脱すると、その後も右脇腹痛などの故障が相次ぎ、22試合で10勝4敗、防御率1.87。前年の11年が19勝5敗、防御率1.27で投手3冠に輝いていただけに、不本意なシーズンとなった。
「もちろん、結婚と成績に因果関係はありませんが、今季から大谷の同僚になる20年MVPのフリーマンもなぜか、新婚シーズンの15年に度重なる故障に悩まされ、前年の162試合から118試合に出場を減らしています。逆に昨季までの大谷の本塁打王争いのライバル、ヤンキースのジャッジは高校の同級生と結婚して迎えた22年にア・リーグのシーズン最多記録となる62本塁打をマークしてMVPに選出。昨季のナ・リーグMVPのアクーニャJrは昨年8月に入籍してメジャー史上初の40本塁打70盗塁を記録した。大谷本人もドジャースの首脳陣も認めているように、術後のリハビリは順調でコンディションは例年以上。負のジンクスを吹き飛ばす活躍を期待できますが、怖いのは本当に故障だけです」(前出の特派員)