森保Jに早くも浸透「長谷部誠効果」の中身 欧州組を納得させる説得力で指揮官の悩み一気解消

公開日: 更新日:

 2026年北中米W杯アジア地区最終予選の第2戦は、ペルシャ湾に浮かぶ島国バーレーンとのアウェー戦(日本時間11日午前1時開始)。

 5日の中国戦を7-0で圧勝した森保ジャパンを支えているのが、昨季限りで現役を引退し、独1部フランクフルトのU21コーチとして指導者人生の第一歩を踏み出した元日本代表主将の長谷部誠(40)だ。

 ドイツでアジア選手最多384試合に出場。日本代表114試合に出場して主将を務めたのが歴代最多の81試合。W杯3回出場のレジェンドが、日本代表コーチに電撃就任したことで「森保ジャパンに大きくプラスに作用している」とサッカー関係者がさらに続ける。

「ポルトガルでプレーしているボランチのMF守田が、バーレーン入りしてから長谷部と何度も話し合いを持っている。守田は1~2月にカタールで開催されたアジア杯がベスト8止まりに終わると『チームとして(選手を)どう動かすのか、どこを狙うのか、もっと明確にすべき』と監督批判めいた発言をやって物議を醸した。が、選手時代に海外経験のない森保監督、イタリア挑戦に失敗したヘッド格の名波コーチ、海外経験のない前田攻撃担当コーチと斉藤守備担当コーチでは、何をアドバイスしても説得力に欠けてしまう。英プレミアの三笘と鎌田、スペインの久保も守田と同意見を持っており、森保監督は『欧州組を納得させる手だてがない……』と頭を悩ませていたそうです。そこで妙案として浮かんだのが、長谷部の代表コーチ入閣だった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動