巨人の泥沼エース戸郷に阿部監督「新球習得指令」のお門違い…今さら《球種少ない》とか言われても
巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言う。
「この日も打たれたから、いよいよ阿部監督に新球の必要性を説かれるでしょうね。ただ、初回に森下に2ランを浴びたのは145キロの直球。春先のKO時にも指摘しましたが、まずは球速、球威が足りない。得意のフォークもキレがないから、悠々と見送られている。阿部監督の言う高速フォークを投げたかは定かではありませんが、ツーシームやチェンジアップといった新球習得をシーズン中に取り組んで、すぐに一軍レベルで使えるなら苦労はしません。そもそもキャンプの時に、同僚の丸を通じて聞いたという広島・大瀬良のカットボールに挑戦してからおかしくなったのではないか? まずは持ち球の直球とフォークのキレと精度を取り戻すことが最優先です」
巨人のエースが迷い込んだトンネルから、抜け出せないでいる。
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阿部監督は戸郷などに厳しい言葉を投げかける一方、田中将大にだけにはとことん甘い。実はこの“特別扱い”、田中の獲得が阿部監督主導で進められたこととも無関係ではないという。いったいどういうことか。いま、何が起きているのか。
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