満島ひかりに続き相楽樹 映画監督が女優にモテる3つの理由
映画監督と女優のカップル――。この組み合わせは案外と多い。日本でも、古くは新藤兼人監督と乙羽信子、篠田正浩と岩下志麻らで知られ、近年も周防正行監督と草刈民代、園子温と神楽坂恵、元グラドルで女優の井上和香も2012年に映画監督の飯塚健氏と結婚している。
「監督の仕事は演出ですから、女優を演出するなかで濃密な付き合いをしていきます。それによって、ぶつかることも少なくありませんけれど、それと同じくらい親密になることも多い。同業者で話が分かるうえ、同じ釜の飯を食った仲間となれば、話は早いですよね」と、前出の映画関係者は続けた。
■演技指導と相談相手
俳優で、映画監督でもある奥田瑛二は「自分の映画に出てくれた女優と寝ようとは思わない。作品でもう十分というくらい迫るわけだから」と言っていた。それくらい、カメラを介して女優と濃密な時間を過ごすということだろう。
芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。
「映画監督が女優さんたちにモテるとすれば、3つ理由が挙げられると思います。まず監督ですから、女優さんを演技指導します。つまり多くの女優さんたちにとって、まず尊敬できる対象なのです。もうひとつ、女優さんたちを美しく、奇麗に撮ろうとし、実際に撮ってくれる。これも女性にしてみれば、うれしいことでしょう。さらに、監督といっても裏方ですから、映画の撮影現場ではガンガン仕切りますが、それ以外では、女優さんを大切にしてくれる。わがまますら受け入れてくれるところに引かれていくのでしょう」
男の憧れの職業といえば昔からプロ野球の監督と映画監督といわれている。スクリーンの中の美人女優が自宅でお酌してくれると思うと、一度はなりたや、である。