元光GENJI・諸星和己はあっさり当時の「口パク」を認めた
半世紀を超えるジャニーズ事務所のなかでも「スーパーアイドル」と称された光GENJI。
1987年から8年近く一線で活躍した。解散後はメンバー7人のうち5人は退所、独立した。
諸星和己もそのひとりだった。現在、芸能活動から距離を置きハワイに在住。50歳になり自身の目線でオアフ島情報などを配信しているという。自由奔放に生きているさまは現役時代から変わっていない。
アイドル全盛期の諸星はそれまでのアイドルの概念にない不良っぽさを出したやんちゃ系だった。衣装も頭に巻いたバンダナに羽根を立てるという奇抜さ。発言もそれまでの優等生的な先輩とは違い自由気ままに友達と話すような口調。まさに型破りなアイドルがファンには新鮮だった。
「似たようなグループを出せばファンを取り合うことになる。違ったタイプのアイドルを模索するうちに生まれたグループだったと思う。その象徴的な存在だったのが諸星。ジャニーさんが街でスカウトしたそうですから、あえてやんちゃ系も必要と考えたと思う。諸星が新タイプのアイドルとして成功したことで、後の田中聖・手越祐也と諸星と似たタイプが続いている」(音楽関係者)