五輪反対デモを巡り河瀨直美監督も大炎上 そして「カンヌの申し子」チラつく“政界人脈”
NHK大阪拠点放送局が昨年末に放送したBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」を巡り、番組内の不適切な字幕について謝罪した問題。同番組で取材した男性について、報酬をもらい五輪反対デモに参加しているとの字幕を付けたが、男性が実際にデモに参加していたか確認していなかった。
密着を受けた映画監督で東京五輪の記録映画のメガホンを取った河瀬直美氏も炎上する中、彼女の“政界人脈”に注目が集まっている。
河瀬氏といえば、2007年のカンヌ国際映画祭で「殯の森」が最高賞に次ぐグランプリを受賞するなど、日本を代表する映画監督のひとり。「カンヌの申し子」との異名を取る華やかな実績を持つだけあって、その“人脈”もまた輝かしい。
映画「あん」がカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門のオープニング作品に決まった2015年、同作を観賞した安倍首相(当時)の妻・昭恵夫人からラブコール受け週刊誌「AERA」で対談。17年には東京・上野で開かれた芸術イベントに駆け付けた安倍元首相と挨拶を交わしている。