著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

仕事の成果を高めたければ…“ビールでほろ酔い”が効果的

公開日: 更新日:

 クリエーティブな仕事をする時はビールやワインを飲むのが効果的――。“左党”にとっては夢のような研究結果が発表され、話題になっています。発表したのはオーストリアのグラーツ大学の研究チーム。軽くお酒に酔って一度心身を緩めることで、認識力と創造力を高めることができるというのです。

 チームでは、70人の被験者にまったく同じ味のビールとノンアルコールビールを飲んでもらい、実験を実施。ビールを飲んだ人の血中アルコール濃度が0.03%の「ほろ酔い」加減になった状態で、いくつかの問題を解いてもらいました。

 まずは、関係ない言葉の組み合わせからクリエーティビティーを測る「リモート・アソシエーツ・テスト(遠隔心理テスト)」。たとえば、“一見関係のなさそうな3つの言葉「スイス」「ブルー」「ケーキ」の前後にくる共通の言葉は何ですか?”といった問題です(答えは「チーズ」)。これを10題出題して答えてもらったところ、ほろ酔いグループは、そうでないグループより平均で4割も正解率が高かったそうです。

 次のテスト「ディバージェント・シンキング(拡散的思考)」は、2分30秒の持ち時間の中で、「靴」「傘」といった日常のモノに関し、どれだけの用途があるかを考えるもの。このテストでは2つのグループに違いはほとんど見られなかったそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末