冬に子どもの“ほっぺ”が赤くなり大人はなりにくい理由

公開日: 更新日:

 ただし、子供のほっぺが赤くなったら、俗称「りんご病」と呼ばれる感染症の可能性もある。病原体は「ヒトパルボウイルスB19」で、咳やくしゃみなどの飛沫感染でうつる。症状は、軽い咳や鼻水などの後、ほっぺが赤くなり、1~4日で急速に消える。発症のピークは5~9歳と圧倒的に子供に多いが、大人にも感染するという。

「症状が軽いので見逃されやすいですが、子供に比べて高齢者や大人がかかると筋肉痛などの症状が強く出やすい。家庭内で子供のほっぺが急に赤くなったら注意する必要があるでしょう」

 大人になってほっぺや鼻が赤くなる皮膚病もある。見た目が酒を飲んだような“赤ら顔”になることから「酒(しゅ)さ」という病名が付けられているが、酒が原因で起こるわけではない。

「慢性炎症によって毛細血管が拡張して赤くなるのですが、原因は不明です。日光、精神的ストレス、気候、飲酒、香辛料、運動などが誘因になるとされています。軽症の段階であれば、レーザー治療で赤みを薄くすることができます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり