切れた靱帯放置で歩行困難…ブル中野さんは膝手術前も壮絶
ゴルファー修業は体重115キロの悪役レスラーから65キロまでダイエットして始めました。誰にも「ブル中野」だとは気づかれないまま、ゴルフ場で掃除やポーター、キャディー見習をこなし、仕事が終わった後にやっと練習するという日々でした。その後、渡米して約10年挑戦しましたが、結局プロにはなれずじまい(笑い)。
それから東京でバーを始めたのです。膝の痛みに耐えられなくなったのはその頃です。膝の名医と呼ばれるところへ行って「靱帯が切れているので治したい」と言うと、「靱帯切れたら歩けないよ」と言われました。でも、膝を伸ばす検査をすると通常3~4センチのはずの数字がそれ以上に伸び、検査技師が「こんなに伸びる」と言っていたので、たぶん切れていたのでしょう。
切れた靱帯を放置していたことで、膝関節のクッションの役目をする半月板が横にズレて飛び出し、神経にさわっていたようです。一度は半月板の飛び出た部分を切除して良くなったのですが、時が経つと再び痛み出しました。2010年に結婚をして太ったのも原因だと思います。