トップシェフが料理本も “コオロギパウダー”が米で人気に
健康へのメリットを臨床実験したのが、ウィスコンシン大学の研究チームです。18歳から48歳までの20人の被験者にクリケット・パウダー入りのマフィンを朝食として食べさせたところ、食べていない時に比べてお腹の健康に密接に関係し、メタボリズムを上げる代謝酵素が増加。ビフィズス菌など腸内の善玉菌が増えることもわかりました。「クリケット・パウダーの何が貢献しているのかは、今後の研究に期待したい」と研究者は語っています。
ちなみに筆者は先日、クリケット・パウダーで作ったパスタを初めて食べましたが、全粒粉のパスタと似たような味と食感で、これなら悪くないなと思いました。普通にコオロギを食べる時代はすぐそこかもしれません。