冷房、寝具は…長引く夏風邪から回復する“温度管理”のコツ

公開日: 更新日:

 手足口病とプール熱、ヘルパンギーナは、子供が夏風邪を起こす3大要素で、長野では国の警報レベルを超える流行を見せている。そんな大流行のせいか、大人も夏風邪に苦しんでいる人が少なくない。体調を戻すにはどうすればいいのか。

 医師で感染症コンサルタントの岸田直樹氏に話を聞いた。

「子供の3大夏風邪を起こすウイルスには、エンテロウイルスやアデノウイルス、コクサッキーウイルスなどがあります。小児がこれらのウイルスに感染すると、通常の風邪よりも症状が強く、長引きやすい。しかし、猛暑による熱中症や疲労、クーラーによる体の冷えなどで、免疫力が低下すると、大人も感染することがあります。成人で夏風邪が長期化するのは、体調管理が悪くなったことが影響しやすい」

 全国各地で40度を記録する猛暑だ。そんな暑さを避けるため、オフィスや電車内は、クーラーが効いている。

 その温度差は、15度前後になるケースもある。体温調節は大変だし、寝苦しい暑さから睡眠不足で、疲労が蓄積されやすい。そんな悪循環でウイルスに感染するのが、夏風邪をこじらせる要因だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり