老後の健康維持に必須 スマホは今や高齢者のライフライン

公開日: 更新日:

 活動量計とは歩数、階段の昇降回数、消費カロリー、脈拍数、睡眠時間と質などが測れる、腕時計型の装置です。アップルウオッチやフィットビットが有名です。

 血圧を測定できる活動量計(中国製)も売られています。試しに買って使ってみたところ、普通の血圧計と遜色のない測定値が得られました。

 ただ1カ月ほどで使えなくなってしまったので、品質はまだまだです。

 しかしこれらの装置とスマホのアプリを組み合わせると、毎日の測定値を自動的に記録して、画面でチェックすることができます。自分で記録する面倒がまったくないので、かなり便利になります。

 でもそれだけで、健康維持・増進に効果があるのでしょうか。実は世界中でその検証実験が行われており、運動量が増えた、体脂肪率が落ちた、血圧が下がった、といった効果があることが明らかになりつつあります。また睡眠を測定することで、睡眠時無呼吸症候群を早期に発見できることも分かってきました。

 人生100年時代を乗り切るためには、できるだけ長く健康で、仕事を続けることが大切。引退してからなどと言わず、今日から始めるべきでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”