体育よりいい? サイバーサイクリングで子供の問題行動減

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 有酸素運動のメリットは脂肪を燃焼させてやせて筋肉を鍛えて血行を良くするだけではない。ストレスを解消させたり、集中力を高めたり、やる気を向上させるなど精神的なメリットが大きい。学校で体育の授業があるのはそのためで、運動と子供の学校での良い態度に相関関係があることが知られている。

 ところが、本来は最も運動が必要とされるはずの行動障害の子供たちに学校で運動をさせるのは難しい。学校では運動は集団で行われるからだ。

 そこで、米国・ハーバード大学では療養学校に通う、7歳から16歳までの、自閉症、ADHD,不安障害、気分障害など行動障害と診断された103人を対象にエアロバイクと仮想現実を用いたサイバーサイクリングを1週2回、30~40分行った。その結果、今まで自己コントロールができなかった子供に大幅な態度の改善がみられたという。授業の妨げとなる行為による退室が減り、臨床的破壊行動(CATRS-10)レートのオッズは32~51%低減し、特に運動当日には71~76%も低減していたという。この結果は、昨年1月の米国小児学会誌に論文として掲載された。

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