在宅勤務でも体重と血糖コントロールが良好な人の共通点
患者さんを診ていて、外出自粛や在宅勤務で活動量が減少傾向にある今の状況で、思ったほど血糖コントロールが悪くなっていない人がいます。お話を伺うと、共通点として「犬の散歩」などストレスの少ない運動の実践がありました。
糖尿病歴3年になる埼玉県在住の50代の男性は、3月末から在宅勤務が主とのこと。とくに意識して運動に励んでいるわけではないのに、体重も変動なく、血糖コントロールも良好です。
ただ、朝晩、犬の散歩をしているとのこと。大型犬なので、朝晩それぞれ30~60分、距離にして2~4キロほど歩いているそうです。在宅勤務になる前は、別のご家族が散歩を担当。この男性自身はデスクワークが中心で、特に運動習慣がないので、「通勤していた時よりも、今の方が歩数は多いかもしれない」と言います。
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