下肢静脈瘤の松岡きっこさん 手術してスカートを履けるように

公開日: 更新日:

松岡きっこさん(女優・73歳)=下肢静脈瘤

 50歳目前で、ふくらはぎに血管が浮き出ていることに気づきました。ある日、突然という印象でしたね。そのとき思ったのは「ああ、母と同じだ。嫌だな」でした。

 母の脚に血管が浮き出ていたのを見たのは私が30歳ぐらいのときです。でも当時は「下肢静脈瘤」という病名もなければ、それが病気だとも知らず「ある程度の年齢になればああなるのかな」ぐらいの認識だったんです。

 自分が同じようになってから、何となく「下肢静脈瘤」という病名を知り、症状から「これだな」と察したのですが、痛みがないので病院に行くという発想になりませんでした。

 そもそも下肢静脈瘤は、脚の皮膚のすぐ下にある血管の逆流防止弁が壊れて、本来心臓へ押し上げられる血液がうまく上がらず、どんどんたまって血管が太くなり、皮膚の表面にこぶのようにボコボコと浮き出てしまう病気です。命に関わるようなことはない中高年にはありがちな病気ですが、後から聞いた話では、ひどくなると皮膚が壊死して最悪の場合は切断しなければならないケースもあるそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動