放送作家・野々村友紀子さんが語る「ムズムズ脚症候群」との苦闘

公開日: 更新日:

 一度こうなると、もうどうにもなりません。眠いのに眠れない地獄の始まりです。

 手をグーにして膝をドン! ドン! と音がするくらいの強さでたたいたり、寝ながら脚を上げてキックし続けたり、ブラブラさせたり……そうしないといられないのです。一度、脚をガチャッと外して全部分解して付け直したいくらい。特に関節ですね。

 できることなら、膝を逆側にバキッと折りたいくらいの衝動が、体の奥から湧き上がってくるのです。

 対処法は、深夜にひとり、リビングでシャドーキックボクシングをすることが多いです。ひと暴れすると落ち着きます。でも早くても30分、長いと3~4時間。真っ暗な中、朝の4時までずっと暴れていたこともあります。そうやって暴れても、「ああ、ムズムズが治まった。よかった」と思って眠りにつくことはありません。ヘトヘトになって体力がゼロになって、気絶するように眠るのです。

 そんな状態がだいたい1週間ぐらい続きます。誰でもなかなか眠れないと、「早く寝なくちゃ」と焦るじゃないですか。それがずっと続く感じ。意識しすぎると脚だけじゃ済まなくて、首や腕までムズムズしてくる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 2

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    乃木坂46では癒やし系…五百城茉央の魅力は、切れ味と温かさ共存していること

  3. 8

    初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

  4. 9

    新潟県十日町市の“限界集落”に移住したドイツ人建築デザイナーが起こした奇跡

  5. 10

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋