4回目ワクチンの一律接種は本当に必要か? 早ければ5月に開始

公開日: 更新日:

 実際、ワクチン接種をいち早く始め、4回目接種をスタートさせているイスラエルのデータをもとに、「4回目の後に得られる免疫は、おそらく3回目の後とそれほど変わらないところまでしか上がらない」との見解を示している専門家もいる。欧米でも4回目接種の必要性については専門家間で意見が分かれている。

「ワクチン以外にも治療薬が揃ってきて、治療のやり方もわかってきています。2年前に中国・武漢から世界中に広まった新型コロナウイルスもその姿を変える中、武漢型に対応して開発されたワクチンを全員一律に打ち続けることの意味を考え直してもいいのではないでしょうか」

■接種後後遺症の“受け皿”も設置されているが…

 しかも、ワクチン接種には数多くの副反応が報告されている。発熱や倦怠感、注射部分の痛み、筋肉や関節の痛みなどを、接種者の多くが経験している。ほとんどが数日以内で回復しているとはいえ、中には数カ月たっても回復しないと訴える例もある。接種後死亡事例の報告も13カ月で1500人を超えている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」