がんと間違われやすい「IgG4関連疾患」って何だ? 国際的にも注目

公開日: 更新日:

「IgG4関連疾患は膵臓で見られることが多く、膵臓がんとの誤診もあります。医師が画像の説明のときに『典型的な膵臓がんの画像とはちょっと違う』といった内容の発言をしたら、やや疑わしい」

【臓器の腫瘤に加え、まぶたの腫れがある】

「まぶたの腫れは涙腺の腫瘤によるものかもしれない。念のためIgG4関連疾患を調べた方がいいでしょう」

 IgG4関連疾患の治療はステロイド投与。ほぼこれで、黄疸、糖尿病の悪化、まぶたの腫れといったIgG4関連疾患による症状は消失する。ステロイドの減量や中止で再燃する人もいて、3年を目安に少量を投与し続ける例も少なからずある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」