東洋医学における季節に応じた養生とは? 2000年前から説かれている
秋は収束・収穫の季節。夏に行った積極的な活動を徐々に収めながら、これらの活動による結果をまとめる時季と位置付けています。したがって心は静かにゆったりとさせ、厳しい気持ちになり過ぎないように心がけることが大切だとしています。
そして冬は貯蔵・蓄えの季節とし、ひとまず活動はひかえ、静かに過ごし、感情を安静にし、ひっそりとさせることとしています。たとえやり残したことや後悔があったとしても、「今年一年よくやった」と考える。できなかったことよりも、できた成果や得たことに意識を向けるようにして、まずはその一年に満足をして、新たな年に備えることが肝要だとしています。
以上が東洋医学における季節の養生。何事も自然のリズムに調和させ健やかな年の瀬を過ごされることをおすすめします。