著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

認知症の予防には牛乳より豆乳が効果的…栄養学専門誌で報告

公開日: 更新日:

 中央値で12.3年にわたる追跡調査の結果、認知症リスクの低下と関連していた製品は、牛乳ではなく豆乳でした。豆乳を摂取していた人の認知症リスクは、豆乳や牛乳を摂取していない人と比べて31%、統計学的にも有意に低下し、牛乳(全乳、無脂肪牛乳、その他の牛乳)を摂取していた人と比べても24%低下しました。

 論文著者らは「豆乳の摂取量や摂取頻度によって、認知症のリスクがどのように異なるのかを調査したり、この知見が一般化できるかどうかを調べるには、さらなる研究が必要である」と結論しています。

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