その他にも、ナイアシンの摂取で精神的な安定やうつ病、不眠症の予防効果があるとした論文もありますし、冷え性や肩こりの改善などに役立つ報告もあります。
ナイアシンと同様に糖質、脂質、タンパク質を代謝する手助けをするビタミンB6も豊富に含まれます。夜は脂質の代謝が悪くなる時間帯ですので、高タンパクでありながら、低カロリーであるフグはまさに夕飯や晩酌向きの食材と言えるでしょう。
また、骨の健康に役立つビタミンD、貧血予防に役立つビタミンB12も多く含まれます。紹介した栄養素はフグ1食(約80グラム)で十分量を摂取することも可能なので、ぜひこれからの季節にいかがでしょうか。