プロが教えるシャンプー術(1)男女差と選ぶための6項目

公開日: 更新日:

 紫式部が生きた平安時代、超ロングヘアの女性は米のとぎ汁ですすいで洗髪することが多かったようです。洗髪頻度は、年1回、月1回、月3回(沐浴)など諸説あるようですが、梅雨の時期から夏にかけては、湿気や暑さでかなり厄介だったと想像できます。仮に月に3回の洗髪だったとしても、今では考えられないほど洗髪頻度が少ないと思います。ただ、当時の食生活は今とは違うので、皮脂の分泌量が少なかったとする説などもあります。

 皮脂の分泌量は、当然ですが男女差があります。図の棒グラフのように、男女とも皮脂の分泌は30歳頃でピークに達します。その後、加齢により男性のみがほぼ一定の皮脂量を維持し、女性は低下していきます。女性の皮脂量は男性の約3分の2から半分くらいです。

 毛径(毛の太さ)は図の折れ線のように、男性は20歳くらいがピークで、加齢により徐々に細くなっていきます。このため、男性用シャンプーは頭皮洗浄が目的の製品が多く、女性用は髪を美しく見せることが目的の製品が多くなっています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット