喪中かもしれないし…取引先への「新年の挨拶周り」で絶対に地雷を踏まない話題

公開日: 更新日:

 新年が始まった。仕事始めには同僚や取引先との挨拶を億劫に感じる人も多いかもしれないが、そんな場で気の利いた一言が話せたら一目置かれるだろう。そこで、新刊『すぐ使える!おもしろい人の「ちょい足し」トーク&雑談術 お笑い芸人・話し方講師の二刀流が教える 56の絶対ウケる法則』(日本実業出版社)の著者で、元「ザ・ニュースペーパー」のメンバーでお笑い芸人・話し方講師の桑山元さんに、シチュエーション別にその場を乗り切れる会話のコツを聞いた。

 ◇  ◇  ◇

【悩み】取引先に新年の挨拶周り。実家との関係が悪かったり、喪中など皆がお正月ムードではないかもしれない。プライベートを聞かずに心機一転の無難な話題は?

 新年の挨拶回りは、できれば和やかに始めたいものですよね。なにもわざわざ地雷を踏みに行く必要はありません。

 そう考えるとプライベートの話題はどこに地雷が隠れているかわからない、非常にリスキーな話題です。ペットの話題は当たり障りがないだろうと、自分が飼っているトイプードルの話をしたら、取引先の担当者の愛犬が年末に亡くなっていたなんてこともあるかもしれません。

 そんな時こそニュースの出番です。現代は多様性の時代と言われるように、趣味嗜好はもちろん、見ているメディアも様々になっています。昭和の時代なら大ヒットドラマや紅白歌合戦等の話はだいたい通じていました。しかし、今はテレビ自体を見ていない、もっというとテレビを持っていないという方も増えてきました。

 ニュースの持つ役割はいくつかありますが、その中でも「共通の話題作り」という役割はかなり大きな役割ではないでしょうか。ただし、ここにも落とし穴が存在します。それは「自分が読んでいる新聞で一面で大きく取り上げているから、共通の話題として通用するだろう」という思い込みです。

 私がザ・ニュースペーパーにいた頃もこの落とし穴にはまった事が何回かあります。大手の新聞3~4社が一面で取り上げているので、当然お客さんも知っているだろうと思うと、意外に浸透していないこともあります。一面で取り上げていることよりも小さい芸能面の記事の方が認知度が高かったりします。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 2

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    乃木坂46では癒やし系…五百城茉央の魅力は、切れ味と温かさ共存していること

  3. 8

    初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

  4. 9

    新潟県十日町市の“限界集落”に移住したドイツ人建築デザイナーが起こした奇跡

  5. 10

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋