大事なペットが突然体調を崩して…緊急受診は症状次第では時間調整が必要

公開日: 更新日:

 大事なわが子が大変で……。ネコちゃんやワンちゃんがぐったりして体調を崩すと、慌ててかかりつけ医に連絡される方がいます。その気持ちは分かりますが、電話などでは慌てずに事情を説明してもらえると緊急の受診は必要ないことも少なくありません。そんなときにどう連絡するか。そのコツを紹介しましょう。

 ネコちゃんの場合、涙目や鼻水、くしゃみが見られると、ネコ風邪が疑われます。ワンちゃんでは繰り返す咳や食欲の低下などがあると、ケンネル・コフかもしれません。これらの病気は、若くて免疫力がしっかりしていれば、風邪のような症状で済みますが、安心できない場合があるのです。

 動物病院には、若くて元気な子だけでなく、抵抗力のない乳飲み子や慢性疾患を抱えたシニアもいます。そういう免疫力が不十分な状態のネコちゃんやワンちゃんにとっては、ネコ風邪やケンネル・コフも危険です。いずれも感染力が強く、空気感染や飛沫感染で伝播しますから、もし風邪の子が緊急受診をするときは、ほかの子に感染しないような調整が必要なこともあります。

 そんなとき、電話で症状を確認したら、ワクチン接種の有無を質問します。接種していても1年以上の間隔があれば、「ワクチンは接種済みですが、1年以上あいています」ときちんと伝えてください。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「餅」で尿意ストップ! 映画の途中にトイレで席を立ちたくないなら

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 7

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 8

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  4. 9

    自民にまた「政治とカネ」問題!太田房江氏に選挙買収疑惑、参院選公認めぐり大阪でグチャグチャ泥仕合

  5. 10

    イケイケ国民民主党に陰り? 埼玉・和光市議補選は玉木代表が応援も公認候補まさかの敗北