30代半ばの店長が面接官…ネットカフェの深夜勤務に絡んでくる酔っ払いもいると教えられ
ネットカフェ編
「林山さんて宵っ張りですよね。ネットカフェの深夜勤務をやってみたら?」
知り合いの女性からこんな提案を受けた。考えてみると私はネットカフェを利用したことがない。いわば未知の分野だ。そこでネットカフェの深夜勤務の面接を受けた。
面接官は30代半ばの木島氏(仮名)。この会社に約10年勤め、2年前から店長をしているという。相手の目をあまり見ず、下を向いてボソボソしゃべるタイプだ。
仕事は深夜のフロント&客室清掃係。常時2人で働き、1人がフロント、1人が掃除と作業を分担する。客の注文で火を使わない簡単な食事を出すこともある。
「ネットカフェ勤務の経験はありますか?」
「ないんです。すみません」
「履歴書を拝見すると、これまで営業職をなさっていたようですね。営業マンだったら、この仕事は務まりますよ」
なんだか明るい未来が見えてきた。
■深夜勤務は自給1440円