著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

百貨店不況が直撃…4期連続営業赤字の三陽商会に救いは?

公開日: 更新日:
三陽商会が主力ブランド「ポール・スチュアート」で展開する婦人服売り場(松屋銀座)/(C)共同通信社

 まさに「バーバリーロス」とでもいったところか。基幹ブランドを失ったアパレル大手、三陽商会がもがき苦しんでいる。10月末には2020年2月期(決算期変更で14カ月の変則決算)が4期連続の営業赤字に陥ることを発表。業績低迷により、2代続けて社長が引責辞任する事態に追い込まれた。三陽…

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